2009-02-15

Book::となりのクレーマー

文句なしに面白くて、ムカついて、タメなる本。
著者は百貨店のお客様相談室室長出身の苦情学(?)のスペシャリスト。百貨店時代のクレーム処理での壮絶なバトルを暴き、その奥義を説いてくれ る。世の中にはいろんな人間が存在するということを、再認識できる豊富な実例は、読み物としても面白い。「苦情学は人間学」という著者の持論は説得力抜群 で、苦情を述べる相手の観察力に感心する。接客業のクレーム対応だけではなく、あらゆる局面での対人交渉メソッドに応用が利きそうな内容だ。

0 件のコメント: